事業を作るのにスキルって大事なの?
最近の考え事。スキルは本当に大事なのだろうか。ある特定の時間軸においては、ビジネスモデルとスキルがセットで勝ててしまうことは往々にしてある気がする。というか実際勝ててしまっている。ただし、実際にマネージングしている人はOPSスキルを持っていないことがあるが、なぜなのか考えてみることにした。
スキルで勝ち切るビジネス
ある特定の事業を行う上で、KSFが決まってくる。そうなると同じビジネスモデルにおいて資本を投下すべき場所が決まってしまうので、そこを最適化すれば良い。
リボン型のビジネスモデルを例にとってみよう。1.集客する。2.売る。おしまい。w
だからこそ、最強の集客能力と、最強のセーリングスキル(※組織といった方が適正か・・・)を持ったら終わりとなる。まじかー。という感じだが、マジだ。
いかに組織能力の高い組織を作るか
そこで最強の集客組織と、営業組織を作ったらおしまいなんだが、最強の営業組織が何か、最強の集客組織が何か分かっていれば作れてしまう。この時に自分がOPS能力を持っていなくても、別にできる人を採用してしまえばいい。ただしOPS能力を持った人は、適正に能力を判断し、遂行できるため成功角度が上がる。
自分ができない能力をどう判断するの?
この世の中に同じビジネスモデルが存在しないなんてことは、滅多にないので、同じようなビジネスモデルで成果を上げた人を採用すればいいだろう。今回は、集客組織を例にとるが、
1.同じビジネスモデルでの集客経験がある。
2.集客を組織能力にするまで落とし込んでいる。
これができていればいいだろう。そうなると、特定のトップ会社にいるリーダー層を定期的に採用していれば、自分で新しい組織能力を開発せずともお金で買うことができるのだ。
それって本当に最先端のOPS能力
では、そのOPS能力は一定機能することが理解した上で、本当に優れたものかどうかを判断するには、どうしたらいいのか。会社の売り上げで判断してもよいのではないか。お金が集まるところには、人が集まる。世の中の常であると思う。では、お金が集まっている会社で、スキルを積んだ人を、どうやって採用したらいいのだろう。
お金で人は買えるのか?
他者で活躍しているプレーヤーが外にでていくのなんてレアケースだ。そうなるといかにして、最先端のOPS能力を持つプレイヤーを獲得することができるのか。次の2つのケースを考えてみる
1、OPS能力しかない(※プレーヤーとしてしか評価されてない)を採用
2、missionに共感してもらう。
があるのではないだろうか。1で獲得したら、自社のちっさい事業にアサインして、定期的にOPS能力を開発すればいいのではないか。2でならマネージング能力を持った人も採用ができるから、missionはいろんな意味で重要だ。
よし、これである特定のビジネスモデルにおいて、最強のOPS組織能力を兼ね備えたビジネスができる。わーい!けど、ちょっとまった、時間が経つにつれて他社の運営方法も洗練化されていく。ということは、同じような運営方法まできたら、勝てないじゃないか。そこでなにが重要になるか考えてみる。
1.OPSエクセレンス
2.会社のブランド力
3.事業ポートフォリオ
みたいなところになってくると思う。
この話って、つまるところどうやって差別化するかだから、いろいろあるけど、いったん今自分がイメージできるところで考えてみる。
事業ポートフォリオ
単体で差分がでなくなるなんて時間が経つにつれてどんなビジネスでも起きてくる。どのように単体で勝地続けることができるのか。いや、できないだろう。そこで、事業ポートフォリオを作ることが重要になってくるのだろう。全体のビジネスの中で、どこで投資資金をつくり、他社の追いつけない構造をつくっていくのかが重要である。リボン型のビジネスモデルであれば、他社が手をだせないところまで、リスティング費用等を釣り上げれるビジネス体力があれば、結局圧勝してしまう。それができる構造をどう作っていくのか。金になる木をいっぱいつくりたいです。
あれ?こわい・・・
書きながらちょっと怖くなってきた。顧客に向き合わずに事業ばかりに目が行ってしまっていないか。KPIモンスターwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やばいね、これ。いかに事業を作るかじゃなくて、いかに顧客に貢献して行くのか。そのためにはどのように、今のPEST環境、マクロ環境、ミクロ環境において成し遂げるかではないか。KPIモンスターになってしまって、機械になっていくのは、普通に歩きがする。まだまだギリギリ気づけているので、きをつけていないと、もうこっちの世界に帰ってこれなくなっちゃいそうで怖い。
最後に
顧客に価値を提供する。誰かに価値を提供するって、これは、顧客と触れ合い続けないとわからないのではないか。真の意味での価値提供ってそういうことじゃないかな。僕の友人Hくんが勤務している会社の話(某大手の1流メーカーに開発ではいってる友人)なんだけど、開発も営業から、スタートするんだって”現場をしらないやつがいい製品をつくれるわけはない”そう言われているらしい。正直あの規模の会社で、そこまでできるのは本当に素晴らしいと感激してしまった。
たまたまその会社とやりとりさせていただくきっかけがあって、役員と商談があったんだけど、現場を知っている。びっくりした。”まじか!!!!!!!!!!”って感激した。ぼくも今後組織をつくるなら、ちゃんと現場をしっていて、価値を提供する組織にする。
こういう会社で、ちゃんと価値提供を実感しながら、顧客と向き合い、ビジネスと向き合い、成果と向き合い、自分と向きっていこうとおおもいました
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