システム思考
構造化を行い、本質的な問題を解決する。そのための方法を考えてみよう。世の中はシンプルだけど、複雑系でできている。だからこそ、システム思考が有効的に働く。人は、問題が起きた時、総じてその問題のみに目を向けがちである。単純にA→Bだけが成り立つ世の中ではないのにも関わらず。各つながりは単純だが、つながりは一つで成立しないから、この世の中は私とあなただけでは成立しないのと一緒だ。
1、システム思考の6つのキーポイント
このシステムを改善する時に、どこにレバレッジをかけるかが重要になる。
- 変数を定める(※重要)
- フローとストックの構造を決める
- 情報のフロー構造(見えるかする)
- ルールやインセンティブ(行動の促進と抑制)
- 目的:なんのためにを自問する
- 前提と成っているパラダイム(社会通念や常識)
内臓が悪い時に、内臓のつぼをおす。一見、足と内臓って関係ないけど、足をおすことで、内臓が改善される。そういったつぼを探すのが重要なのである。
2、上記の考慮点を外さずに、改善をする。
- 望ましいループを作り出す
- 望ましいループを強める
- 望ましくないループを立つ
- 望ましくないループを弱める
- 構造を変えずに、悪循環を好循環に帰る。
まとめ
自らの前提を一度脇におくこと。新しい環境になった時(※前提が変わった時)、前提が機能しないとしたら、これまでの前提で動いて決断していれば、もちろん問題が生じるのだ。あるがままにみるように前提を置く努力をすること。
おまけ:システム思考7か条
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人や状況をせめない、自分をせめない
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できごどはなく、パターンを見る
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このままパターンと望むパターンのギャップを見る
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パターンを引き起こしている構造をみる
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目の前だけでなく、全体とつながりを見る
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働きかけるポイントをいくつも考える
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システムの力を利用する。
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